本夢写楽が何らかの方法を使って青酸カリを仕込み、 何らかの方法を使い良き所で愛理にメールを送り、 都合よく持ち手を変えた愛理を殺害した。 和渡、八戸、須藤が導き出した答えである。 そもそも、写楽は愛理から命を狙われていると危惧していたわけで、 やられる前に殺ってしまおうと思うのも無理からぬ話である。 殺害が上手くいって浮かれた写楽が自爆した。 「まぁ、そんな感じて、あとは私にまかせておいてくれたまえ」 そういう須藤は、チラチラと愛理の携帯を見ている。 「ああ、これですよね、どうぞ」 八戸は愛理の携帯を須藤に渡すと、チラチラと督促状を見た。 「どうぞどうぞ」 和渡はそれを八戸に渡すと、カルテのコピーをチラチラと見た。 「はいはい、どーぞ」 須藤は和渡にカルテのコピーを手渡した。 写楽の手帳は三人の目の前で灰にした。 三人はそれぞれお互いを干渉しないことを固く約束し帰路に着くのであった。 ~ fin ~
遊んでいただきありがとうございました。以上で本編は終了です。